昨秋から発根管理していたブーファン ディスティチャ(boophane disticha)が無事発根、葉を展開してくれたので、発根管理についてレポートします。
球根植物なら水耕栽培でもいけるでしょ!ってことで、水耕栽培で発根管理をスタートしました。
ディスティチャについてまとめてみたので、よかったらこちらの記事もご覧ください。
株の入手
19年の10月頃、ベアルート株をヤフオクで落札しました。当時、結構な数のベアルート株が続けて出品されていて、どんどん値が下がっていった記憶です。加温設備がないため寒い時期の購入は不安でしたが、だいぶ価格が落ちたので買ってみました。
まん丸なフォルムでカッコよくないですか?直径12cmで、ずっしり重いです。根っこはかっさかさです。
1日目
最初の水は栄養たっぷりであげようと思い、とりあえず根っこだけメネデール水に一晩つけました。
2日目
発根を促すため、発根促進剤のルートンを塗って1日乾燥させました。
3日目︰水耕栽培開始
ルートンを軽く水で流して、水耕栽培開始
ペットボトルを切って、ゼオライト入りの水にブーファンを挿しました。初日同様、水面がギリギリ根に届くくらいにしました。また、なるべく温度を高く保ちたかった為、夜間は浴室加温した後のお風呂場で管理しました。温度計で測温しており、32℃くらいで朝には20℃を下回っていた気がします。(デジタルで測温してたのに、データのアウトプットを忘れてました。。。)
9日目︰発根?
カルス?発根?根が潤い、中心が白っぽくなってます。水が多すぎたのか、根元が大分水を含んでブヨブヨしており、ヤバそうな感じです。。。これ以上の水耕栽培はキケンな感じがしたので、土に植えることにしました。
10日目︰植え付け
株が思ったより大きくて、パンパンになってしまいました。半分以上埋めたほうが良いとの情報もあり、なるべく埋めましたが、その結果鉢底から根までの距離が全然ないです。。。
記録するのを忘れちゃいましたが、用土は赤玉土、鹿沼土、軽石、くん炭、マグァンプ、ゼオライトを混ぜたと思います。
11日目以降
おそらく夏型なので冬期の水やりは控えたいところですが、根が出てない状態で乾かしすぎるとまずいかなと思い、表面が乾いて4日後に水やりすると決めて管理しました。
置き場は屋内の明るい場所で、植物用のLED照明に当て、日中は扇風機で風を送りました。なるべく太陽にも当てたかったので、暖かい日は屋外に出し、遮光ネットの下に置きました。
6ヶ月後︰発根を確認
すごく分かりづらいですが、鉢底の赤マル部分から根が出てます。
葉の展開はないものの、冬の間も中心が少しずつ伸びてました。
7ヶ月後(5月)︰葉を展開
無事、葉の展開が確認できました。輸入株はしばらく経ってからダメになるとの情報もあるので、気を抜かずに管理していきます。
4月末から屋外管理に切り替えており、水やりも表土が乾いたらその日にあげるようにしています。
最後に
運が良かったのか株の状態が良かったのか、秋から始めた発根管理を無事成功させることができました。
やっといてなんですが、水耕での発根管理はおすすめしません。またやるとしたら、3日目からそのまま土に植え付けるかと思います。
次は葉が満開になったら記事にしたいと思います。最後まで読んで頂き、ありがとうございます。