お庭のアクセントにうってつけのカラーリーフカンナを紹介します。
カンナは普通の園芸店にも売られており、育てられているお宅も多いと思いますが、ほとんどが普通の緑葉で、どちらかというと花を楽しむ方が多いかと思います。海外では園芸品種が沢山作出され、特徴的な美しい葉を持つ品種がいくつかあります。
熱帯の植物の為、トロピカルガーデンにぴったりですが、地植えの場合は水やりはほとんど不要で、暑さにも強く対策すれば越冬もできるので、個人的にはロックガーデン、ドライガーデンにも向いていると思います。ロックガーデンのアクセントにもなる、インパクトの強いカラーリーフカンナを紹介していきます。
- ダーバン(C.Durban)
- ベンガルタイガー(C.Bengal Tiger)
- オーストラリア(C.Australia)
- ワイオミング(C.Wyoming)
- シュトゥットガルト(C.Stuttgart)
- ムジフォリア(C.Musifolia)
- クレオパトラ(C.Cleopatra)
- わが家のカンナ
- 最後に
ダーバン(C.Durban)
同一種:フェイション(C.phasion),トロピカーナ®(C.tropicanna®)
私の1番のお気に入りで、おそらく1番有名なカラーリーフカンナです。
写真で分かる通り、赤やオレンジ、緑の複雑な色のストライプの葉を持ち、非常に美しいです。高さは1~2mになります。
ベンガルタイガー(C.Bengal Tiger)
同一種:プレトリア(C.Pretoria),ストリアタ(C.Striata),パリダ(C.Palida)
緑の葉に黄色の斑が入った品種です。こちらもダーバン同様、ストライプ状に斑が入り、非常に見ごたえのある葉をしています。高さもダーバンと同じ1~2mです。
オーストラリア(C.Australia)
最も暗い色の葉をもつ品種で、銅葉と呼ばれますが、艶のあるチョコレートのような色の葉を持っています。高さは1~2mです。
ワイオミング(C.Wyoming)
こちらは銅葉のカンナで、オーストラリアよりも明るく、若干緑も残っています。高さは少し高めで2m前後です。
シュトゥットガルト(C.Stuttgart)
ベンガルタイガー同様、黄色の斑入りの品種ですが、ストライプではなくランダムに大きな斑も入ります。葉も細く、高さも2.5mと背がかなり高い品種になります。
ムジフォリア(C.Musifolia)
2mを超える大型種で、葉も大きいです。一見普通の緑葉に見えますが、赤い葉脈と赤い茎を持っています。
クレオパトラ(C.Cleopatra)
緑色の葉にチョコレート色の斑が入った品種です。前面チョコレート色の葉を展開することもあるようです。高さは1~2mです。
わが家のカンナ
わが家のカンナは、ダーバン、ベンガルタイガー、オーストラリアの3種類です。極狭ロックガーデンの一角に植えており、夏には一番目立っています。
汚い写真ですいません。。。実物はもっときれいに見えます。
7月には綺麗な花を咲かせてくれます。
最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。カンナは丈夫で育てやすく、インパクトのある植物です。1種類だけでもいいですが、数種類まとめて植えていると迫力がでるのでおすすめです。鉢植えでも楽しめるので、ぜひ育ててみてください。